地唄舞体験と特別稽古
こんにちは。
4/12.13の2日間に渡ってお家元による地唄舞体験と会員の特別稽古がありました。
今回はたくさんの体験の方がいらしてワクワクドキドキ大変緊張しておりましたが、とても充実した濃い2日間となりました。
地唄舞体験では、私が今習っております 「小簾の戸(こすのと)」 を体験の皆さんと一緒に舞いました。
5分位の短い曲ですが、タンデンを意識しじっくりと体を動かすため着物の内側では汗がじわじわと流れ出てきます。
タンデンとはおへその下、指3本のところのお腹の奥にあります。 タンデンで下半身は地面にまっすぐ体重を下すようにし、タンデンより上の身体はまっすぐ上に引っ張られるのが基本の姿勢です。
地唄舞の動きは、決して無理な身体使いをしません。
瞬発力でなく、身体の持久力を鍛錬するので年齢に左右されることなく舞い続けることができます。
私はまだまだ身体の使い方が出来ていないので翌日の筋肉痛が大変でした(笑)
ですが、今回のお稽古が色々な意味で良い刺激となり日々の積み重ねを大切にこれからも頑張ろう!と思えました。
体験の方々も本物の地唄舞を体験され、とても感動されていて私も嬉しかったです!
地唄舞は大変奥深いのでお伝えしたい魅力がたくさんありますが、「体幹」を鍛えるので健康の為にはもちろんのこと心を表現する素晴らしい伝統芸能です。
皆さまもぜひ地唄舞を体験してみてください。